町田市の森づくりイベントに参加しました
10月31日(土)、町田市が管理している森、【小山田・四季彩の森】周辺で行われたイベントに参加してきました。小山田・四季彩の森は、町田市、森林インストラクター、地域の方々らが連携しながら、保全活動を続けているフィールドです。
今回はここで、「秋の収穫祭」として、森の手入れと薪を活用した野外クッキング(ドラム缶ピザ)が行われました。私は、『ドラム缶かまどを使ったピザ焼き体験』を担当しました。
参加者同士の交流の場を作るとともに、森の手入れで出る薪の活用法を、参加者の皆さんに実体験してもらいました。
はじめは皆さん、ドラム缶でピザがきちんと焼けるのか半信半疑だったようですが、次々にピザが焼き上がるのを目の当たりにして、薪のパワーを肌で感じてもらえたようです。
今回はハロウィンにちなんで、カボチャをつかったスイーツ系ピザを用意しました。また、旬の地場里芋を使った芋煮も振る舞いました。近隣の方々からは、具材となる野菜を数多く提供いただき、地産地消型のイベントとなりました。
薪を活用した野外クッキングを上手に取り入れることで、「里山保全」「薪の活用」「地産地消」「地域交流」「環境教育/食育」などの様々な要素が有機的につながっていくことを、再認識しました。
四季彩の森が、地域拠点の一つとしてさらに活性化していくよう、今後も関わっていきたいと思います。(塚原)
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<参考>小山田・四季彩の森
町田市では、小山田エリアにある荒廃した森(市有地)を再生するため、2009年から大径木や竹の伐採を開始しました。2012年春、四季を感じられる森を目指して、皆伐されたフィールドに小山田小学校の子どもたちなどが130本の苗木を植樹しました。それから現在に至るまで、町田市、森林インストラクター、地域の方々らが連携しながら、保全活動が続けられています。