【ひろば2024】田んぼの草取り&生き物さがし(7/8)
2024年度のまちやまひろばも3回目。この日は、田植えから約1ヶ月が過ぎた田んぼを観察してもらいました。3本ずつ植えた苗が、イネの特徴である「分けつ」する性質により、10本ほどまで本数を増やしている様子を見てもらうことができました。
その後は、田んぼの草を取ってもらったり、畦道や田んぼの周辺にいる生き物を探したりと、自由に時間を過ごしてもらいました。
子どもたちは狩猟本能が解放され、虫かご一杯にバッタを捕まえている子もいました。参加者のお母さんからは、トンボかどうか怪しい珍しい生き物がいると教えてもらい、図鑑を調べたら「キ(黄)イトトンボ」でした。私も初めて見る種で、感動しました。こういった発見をみんなで共有できるのは嬉しいことです。
途中、熱中症対策として、水浴びタイムを設けました。
ランチには、普段は羽釜ご飯と味噌汁を用意するのですが、この日は暑かったので、冷製うどんに変更しました。冷たい麺は夏には欠かせませんね。
4月の籾まきからスタートして、今回で3回目だったのですが、参加者の皆さん同士も少しずつ関係が深まってきて、家族を超えて楽しそうに遊んだり話している様子が見られるようになってきました。参加者同士の交流は通年プログラムの醍醐味で、自然との関わりだけでなく、人と人とのコミュニケーションも、大切な体験だと考えています。
8/4(日)は流し素麺を予定しています。イネには早ければ、穂が出始めているかも・・・成長の過程を見てもらうのが楽しみです。