【レポート】まちやまひろば2017 第11回『摘みたてヨモギで草団子づくり』(3/24,25)
「まちやまひろば」は、自然のしくみや恵みを活かした【里山暮らし】を体験できる、定期開催型のイベントです。
3/24(土),25(日)の2日間、第11回「摘みたてヨモギで草団子づくり」を開催しました。
※写真は工程ごとにおおよそ、土曜→日曜の順に掲載しています(両日とも、基本的に同プログラムです)。
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はじめにみんなで早春の里山を散策してみました。
セリ、ナズナ、ハコベなど春の七草をいくつか見つけることができました。
ヨモギが多く生えている土手に到着すると、さっそくヨモギの若芽採りがはじまりました。
採取本能が目覚めたのか、皆さん集中力がすごかった!
みんなで集めた分をまとめたら、大きなザルに一杯になりました。
お湯を沸かしておいた大鍋に、ヨモギを一斉に投入します。
ヨモギは一気に鮮やかな緑色に!
茹で上がったヨモギを、包丁でできるだけ細かく刻み、仕上げにすり鉢を使ってペースト状にします。
並行して、ランチの仕込み。
春の七草のひとつ、スズナ(かぶ)を入れたお味噌汁を作りました。
こちらは、草団子のしこみ。上新粉に水を入れてこね、丸めておきます。
お腹がすいてきたので、草団子は食後のお楽しみにして、ランチタイム。
炊きたてのご飯に、お野菜たっぷりの味噌汁で、食も進みます。
食後、いよいよ草団子づくりの仕上げです。
蒸し上げた団子状の上新粉にすり潰したヨモギを混ぜ込んでいきます。
自家製あんこに、出来あがった草餅の生地をくるんで・・・いただきます!
草団子でもよかったのですが、今回はほとんど草餅にして堪能しました。美味しかった~
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ヨモギには、冬の間に溜めこんでしまった悪いものを体外に出すデトックス(解毒)作用があるそうです。
里山は、季節ごとに私たちの体に必要なものを恵んでくれるのですね。その恵みを活かす知恵、しっかり受け継いでいきたいものです。
参加者の皆さんからは、
「自分では野草を探したりしたことがなかったので、いろいろ勉強できて楽しかったです」
「よもぎ摘みが楽しかった!草餅おいしかった!」
「野草を食べれたのが嬉しかったです!自然に触れられたことでリフレッシュできました」
「自分が食べるものが、どのようにつくられているのかを楽しみながら体験できて、とても楽しかったです」
などの声を聞くことができました。
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まちやまひろばは、毎月1回、季節ごとのイベントを開催しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。 ⇒ まちやまひろば詳細
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皆さまのご参加をお待ちしております!