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【レポート】山の達人キャンプ~チャレンジ1泊@大地沢~(8/28-29)

8月28日(月)~29日(火)の2日間、境川の源流域にある大地沢青少年センター(町田市相原町)に年長~小4の子どもたち7名が集まり、山の達人キャンプ【チャレンジ1泊】を行いました。

<1日目>
最寄りのバス停からセンターまでは少し距離が離れています。地図を見ながら、みんなで目的地を目指しました。
車両が入れない場所からは、荷物をリアカーで運びました。

野外炊事場に到着して、まずは腹ごしらえ。会話の中に、キャンプへの期待が感じられます。

午後は、境川の源流に探検に出発!
道すがら、夕食づくりで火を起こすときに活躍するスギの枝や葉をたくさん拾いました。

源流の水はやっぱり冷たかった~


(写真では分かりづらいですが、上流から水が流れてきています)

都市ではあまり見られない昆虫(ハンミョウ)を発見!

源流から少し下流に戻ると、水靴に履き替え、沢で遊びました。
森に日光が差し込む中で、ひんやりとした水の感触が気持ちいい~


カエルなど、生きものにもたくさん会えました。アオダイショウまで見つかって大盛り上がりでした。
(写真はとり損ねました・・・残念)

チェックインの時間になり、今回宿泊するキャビンに荷物を入れました。
布団を敷いて、リラックスタイム。

お腹がすいてきたので、夕食の準備に取りかかりました。今回はハヤシライスを作ります。
まずは、お米研ぎにチャレンジ!

火起こしはみんな大好き。
探検の時に拾ってきたスギの葉や枝を焚き付けに使って、上手に火を起こすことができました。
となりの団体が困っていたのを見つけて、焚き付けをおすそ分けまでしちゃいました。

薪割りだってできるよ!

お釜を火にかけ、野菜を炒めて・・・

予定通りの時間でハヤシライスが完成しました~ 「いただきます!」
みんなで作って食べる夕食、やっぱり美味しい。

夜は、花火やキャンプファイヤーで楽しい時間を過ごしました。

<2日目>
キャビンの布団を片づけて、さっそく朝食作り。
1日目で一通りの体験をしているので、野菜切りや火起こしもお手のものです。頼もしい!

知る人ぞ知る沖縄料理「ソーミンチャンプル」完成~
今回はツナ缶をベースに、ナスとオクラを入れてみました。

デザートは、学生スタッフが子どもたちにと用意してくれたマシュマロ。
残り火を使った焼きマシュマロは、甘さが口いっぱいに広がって、思わずにんまり。
(学生の心意気に拍手!)

食後、洗い物を率先してやってくれるなど、成長が随所に見られます。

2日目の午前中は、町田市最高峰『草戸山』へのチャレンジハイクに挑戦しました。
「もう辛い~」と漏らす女子の声を聞いて、「俺、全然平気だし」といきがる男子。思わず笑ってしまいました。

無事にみんな山頂に到着しました。展望台から見える景色、気持ちいい~

周回ルートを下山したところで、ちょうどお昼に。頑張った分だけ、ランチも美味しいね。

午後は、子どもたちが自由に遊べる時間を持ちました。
トランプでわいわい盛り上がっている脇で、枝で作品を作る子も。

スギの枝を拾ってきて、スイカ割りの棒も作りました。皮をむくの、楽しい。

最後は恒例のスイカ割りです。ジャンケンで順番を決めて・・・

「右、右!」「まっすぐ・・・もうちょっと左!」あちこちから、誘導する声が飛び交います。

最後はちょうど真ん中で割れ目が入り、美味しくいただきました~

    *    *    *

「自分のコトは自分でやろう」「みんなのコトはみんなでやろう」「難しいことも、チャレンジしよう」
この3つを合言葉に掲げて過ごした2日間。キャンプが進むにつれて、こちらがあれこれ言わずとも、片づけなど生活面も含めて、いろんなことを自ら進んでやってくれました。
今回はリピーターの子も多かったのですが、火起こしがとてもスムーズに進むなど、これまで体験してきたことが確実に身についている様子が見られ、嬉しく感じました。
これからもキャンプを通して、バーチャルではない、人や自然と直接関われる体験の場を作っていきたいと思います。

最後になりましたが、夏休み終盤にもかかわらず、子どもたちをキャンプに送り出してくださったことに、
この場を借りて、あらためて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。(塚原)