【レポート】まちやまキッズ第2回(10/11) ~下草刈り、木杭づくり~
【まちやまキッズ】は、里山体験を通して子どもの生きる力を育む「まちだの放課後里山塾」です。
10月11日(火)、小1~5の13名が参加して第2回目の活動を行いました。この日は「下草刈り」と、柵の資材となる「木杭づくり」に挑戦しました。
はじめに講師の小出さんから、この日の活動である下草刈りについて、お話がありました。
「森は放っておくと、笹などの強い植物がどんどん広がっていってしまう」
「笹だらけになると、生きものの数も減ってしまう」
「今日は笹(下草)を鎌で刈って森の手入れをしよう」
さっそく、鎌を使っての下草刈りに挑戦です。
鎌の使い方をレクチャーしてもらい、全員に鎌が渡されました。上手に刈れるかな!?
はじめは苦戦していた子どもたちも、10分もすると、みるみるうちに扱いに慣れてきました。
あちこちから「見て見て!」と、声がかかり、上手に刈れるようになった姿を見せてくれました。
15分ほどで、予定していたエリアは随分きれいになりました。一人では大変ですが、みんなでやると作業もはかどりますね。
次は、壊れている柵を、森の資材を使って直すことにしました。
フィールドを歩いていると、通路の柵が抜けている部分があり、ずっと気になっていたのです。
この日は、ノコギリを使って杭を作ることにしました。
前回と同じ場所で、ツバキの枝を2本倒し、杭の材料を得ました。
材料は拠点に持ち帰り、テラスで50cmくらいの長さに切っていきます。
この時、片方の切り口は平らでいいのですが、もう片方は、地面に打ち込むために斜めに切らなければなりません。
難易度があがりましたが、前回でノコギリの使い方に慣れてきた子どもたちは、集中してたくさんの木杭を作ってくれました。
最終的に、予定していた本数を超える木杭ができあがりました。
最後は室内に入って、保護者のかたも一緒に「おわりの会」をしました。子どもたちは、頑張ったこと、楽しかったことを思い思いに発表してくれました。
オプションの夕食(カレー)づくり。今回も美味しくできました~
* * *
第2回目ということで、道具の扱いにも少しずつ慣れてきました。
一方「はじめの会」では、話を聞く態勢になかなかなれない様子も見受けられました。「聴くときは聴く、遊ぶ時は遊ぶ、作業をやるときは集中してやる」ということをしっかり伝えてからスタートしたので、後半は落ち着いて活動ができていました。
メリハリをしっかり意識づけしながら、今後も楽しく活動していきたいと思います。
次回は11月8日(火)に開催します。子どもたちの活躍をどうぞお楽しみに!
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※次回は木柵づくりを予定していますが、状況によって臨機応変にプログラムを変更して実施してまいります。
※まちやまキッズは、町田市忠生に残る里山で、昨年まで10年に渡って活動をしてきた「里山キッズ実行委員会」の理念を継承し、しぜんの国保育園の協力を受けて実施しています。