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【レポート】まちやまキッズ2017 第10回(2/6) ~コナラの伐倒、枝払い~

【まちやまキッズ】は、里山体験を通して子どもの生きる力を育む「まちだの放課後里山塾」です。
2月6日(火)、小1~6の11名が参加して、第10回目の活動を行いました。
この日は、3月にシイタケの菌打ちをするための『ホダ木』を作るため、10mを超えるであろうコナラの木の伐倒に挑戦しました。

今回は本格的な森の活動のため、しっかりヘルメットをして活動場所に向かいました。

現場に到着し、倒し方の説明をしました。
実際に倒す予定のコナラを見ると、木は斜面側に傾いていました。倒した後の作業を考えると、斜面とは逆の広い場所に倒したい。そのため、ロープと滑車を駆使してみんなで引っ張ることで、重心に逆らう方向に倒すことを試みます。

いよいよノコギリを使って木を切っていきます。まずは倒したい方向に、切れ目を入れていきます。
木が堅くて、なかなか刃が進んでいきませんでしたが、なんとか受け口(三角の切れ目)を作ることができました。

次に、逆方向(斜面側)からノコギリを入れていきます(追い口)。

重心が斜面側にかかっているため、そのままでは切り口が重みでふさがってしまい、ノコギリが詰まって動きません。
そこで、みんなでロープをひいて、ノコギリが入る隙間をあけてあげます。
「引っ張って~!」

ノコギリの刃が受け口の近くまで入れると、ピキっと微かに幹が割れる音がしました。
ここまできたら、あとはさらに強くロープを引っ張って、木を引き倒します。
「せーの、よいしょ!!」・・・ミシミシ・・・

ドーン! 無事にコナラの木を倒すことができました。長さは13mほどもありました。

太さの割に年輪の数が多く、およそ40歳ということが分かりました。途中(20歳くらい)から、年輪がかなり密になっていました。
周囲の高い木のせいで日当たりが悪くなり、成長が遅くなったのでしょう。
年輪が密ということは、それだけ木が堅いということで、倒すのに苦労したのも納得しました。

シイタケのほだ木として使うには枝が邪魔なので、全員でノコギリを使って枝払いをしました。



枝はほぼ落とせたので、次回は幹を適当な長さに切りそろえて、ホダ木を作るところから再開したいと思います。

    *   *   *

オプションの夕食。
この日はカレーに卵とチーズを載せて、美味しくいただきました!
(写真は撮りそこねました・・・)

次回は、ホダ木を作って、シイタケの菌を打ち込みます。お楽しみに!

★2017年度まちやまキッズの詳細は、案内チラシをご覧ください。 ⇒ まちやまキッズ

★2018年度もこれまで同様、月1回の活動を予定しています。
 プログラムが確定しましたら、ホームページに掲載いたします(3月上旬予定)。
 今しばらくおまちください。

★まちやまキッズにスタッフとして関わりたい方の募集をしています。
 里山活動、子ども自然体験活動に興味がある方、まずはお気軽にご連絡ください!
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TEL:070-6561-3741(塚原)
E-mail:entry@machi-yama.org
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※まちやまキッズは、町田市忠生に残る里山で、昨年まで10年に渡って活動をしてきた「里山キッズ実行委員会」の理念を継承し、しぜんの国保育園の協力を受けて実施しています。