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【レポート】親子・源流の森キャンプ(6/17-18)

6月17日(土)、18日(日)の2日間、親子宿泊プログラム「源流の森キャンプ ~ホタル観賞&草戸山ハイキング~」を開催しました。昨年、大人向けのキャンプを企画した際に、「興味はあるけれど、親だけで参加するのは難しい」という声があり、今回の企画となりました。
会場の大地沢青少年センター(町田市)は、境川の源流域に近く、この時期はホタルのスポットとして知られています。梅雨時ではありましたが、天気もなんとか持ちそう・・・と、期待を胸に、親子6組(17名)がセンターに集まってくれました。

    *   *   *

皆さんテント泊を希望されていたので、まずはテント設営からスタートしました。
何種類かのテントを立てましたが、基本的なプロセスは共通しているので、別の機会で今回と違うテントを使う際にも参考になると思います。


今夏のキャンプデビューを見据えて、買ったばかりのマイテントを持ってきた方もいました。
立て方が分かって、一安心!?

無事に拠点ができたところで、夕食の準備に取り掛かりました。今回のメインはBBQです。
炭起こしや火回りは男の仕事!?

お母さん方を中心に、野菜の準備も進みます。お腹が空いてきた~

炭の準備もできて、お待ちかねのBBQディナーが始まりました。
味付けはシンプルに塩で・・・「野菜があま~い!」
素材の味が堪能できるから、BBQは好きです。

網に油を塗るのはもちろんですが、皮の薄い野菜の表面に(オリーブ)オイルをさっと塗ることで、しっとり焼き上げることができます。
BBQの他にも、ダッチオーブンで鶏肉、新じゃが、人参をゴロゴロ入れた豪快オーブン料理も好評でした。

夕食後は、センターの大浴場で汗を流してから、ホタル観賞に繰り出しました。
気候によっては見ることができないので心配していましたが、めでたく美しいホタルに出会うことができました~
(写真はうまく撮れませんでしたが、やはりホタルは本物を見るのが一番です)

    *   *   *

テントで一晩を明かし、二日目。
初めてのテントの方も多かったですが、男性は比較的ぐっすり、女性は浅い睡眠だったようです。この日は未明から動き出す他団体がいたので、通常より条件が悪かったかもしれません。慣れもありますので、これに懲りず、ぜひ次回もトライしてほしいと思います。

朝食は、ダッチオーブンでパンを焼きます。早起きして、さっそく生地をこねました。
生地を発酵させている間に、サラダや野菜たっぷりスープ、そしてハイキングの途中で食べるおにぎりを作りました。

朝の森は気温が低めでしたが、ぬるま湯でこねたので、うまく生地が発酵してくれました。
適当な大きさに丸めて、ダッチオーブンに詰めていきます。

前菜のサラダやスープをいただきながら、待つこと25分。ダッチオーブン、オープン!

こんがり焼き上がったパンを頬張り、幸せな朝食タイムでした。大人の皆さんにはドリップコーヒーを提供しました。

2日目のメインは、町田市最高峰「草戸山」の山頂を経由する源流の森ハイキングです。
テントや荷物は出発前に片づけて、あとは山頂を目指すのみ。

準備体操や靴ひものチェックを済ませて、いざスタート!
途中で、面白い植物などをいくつか紹介しながら、ゆっくり登っていきました。

途中でリタイアしないか、はじめは不安な方もいらっしゃいましたが、少しずつ体が慣れていったようです。
安定したペースで歩を進め、最初の休憩ポイント「草戸峠」に到着しました。
ここは見晴らしの良いビューポイント!皆さん思い思いに写真を撮っていました。

草戸峠からさらに登ること約15分、無事に草戸山の山頂に到着!
展望台からは、橋本の街並みが見下ろせました。

山頂でランチタイム。みんなでにぎったおにぎりを食べて、元気をつけます。

山は登って終わりではありません。草戸山には周回ルートがあるので、帰りは違う道を進みます。

下山といっても尾根道には登り坂もあり、適当なタイミングで短く休憩を取りながら、頑張ってゴールを目指しました。

スタートから約3時間・・・「ついた~!」
全員、無事にセンターに戻ることができました。今回、最年少はなんと3歳・・・お見事!

    *   *   *

参加者の皆さんからは、
・みんなでテントを立てるのが楽しかった!
・ホタルが綺麗だった。生き物をたくさん見つけられてよかった。
・自分の家族だけでなく、皆さんと一緒で楽しさが倍増しました。
・キャンプデビューの第一歩を踏み出せました。
といった感想をいただきました。

日帰りの活動とはまた一味ちがった、どっぷり自然に浸れる2日間だったと思います。
参加者の皆さん同士の関係も、さらに深まったように感じました。

実は今回、キャンセル待ちでご参加できなかった方もいらっしゃいました。
親子の宿泊キャンプは、今後も、場所や季節を変えて企画してみたいと思っています。
キャンプの入門編として、また純粋に家族レジャーの一つとして、どうぞご活用ください。