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相模原・城山の里山で、親子体験イベントのお手伝いをしてきました

3月25日(土)、相模原市緑区(旧城山町)で、春の親子里山体験イベントのお手伝いをしてきました。
テーマは『森の手入れ体験&タケノコご飯炊き』。まちやまでは、4月にタケノコ掘りを行いますが、ちょっと季節を先取りです。

このイベントは、保険会社の東京海上日動が立ち上げたGreen Gift 地球元気プログラムの一環で開催されたものです。
このプログラムは全国的に展開がされていて、神奈川県では相模原市緑区(旧城山町)に残る【小松・城北地区の里山エリア】が会場として選定され、横浜を中心に長く里山活動を続けておられる『NPO法人よこはま里山研究所(以下、NORA)』が主催者となっています。
この度は、まちやまも里山体験活動の担い手して、企画段階からお手伝いをさせていただきました。

(参考)イベントの募集案内 ⇒ こちら

   *   *   *

前置きが長くなりましたが、当日の様子を簡単にご報告させていただきます。

●オリエンテーション
里山についてのイメージを聞いてみると、花、森、生き物など、自然に関するキーワードがたくさん出てきました。

●城山が誇る名所「カタクリの里」見学
NORAの松村さん曰く、カタクリは雑木林の葉が茂る前の早春、地面に暖かい太陽の光が当たることで、短期間に一斉に花を咲かせるのだそうです。

片栗粉は今でこそ、ジャガイモなどが原料となっていますが、昔はその名のとおり、カタクリの球根から作られていたとのこと。それだけ身近に存在していたのですね。そんなカタクリは、雑木林の減少と共に、今や希少な存在となってしまいました。

●森のお手入れ体験
「小松・城北」里山をまもる会の皆さんが、チェーンソーで木の伐倒を実演してくれました。

倒した枝は広場まで運び、ノコギリを使って適当な長さに整理をしてもらいました。

森のお手入れとして、落ち葉かきも体験してもらいました。
落ち葉ためのところで、「まもる会」の方が、カブトムシの幼虫を見せてくれました。

普段、草を食べるヤギを特別に連れてきてくれるサプライズ!子どもたちに人気でした。

●タケノコご飯炊き体験
ランチには、春の里山の恵みであるタケノコを使って、炊き込みご飯をみんなで作りました。

●ジャガイモ植付け体験
最後に、畑でジャガイモの植付けを体験してもらい、記念撮影をしてプログラムは終了となりました。

短い時間でしたが、春の里山を全身で感じていただけたのではないかと思います。
6月には、地球元気プログラムとして、ジャガイモの収穫体験も検討中とのこと。
今回参加された皆さんが、城山エリアの里山ファンになってくれたら嬉しいですね。

ちなみに、今回ご紹介した『カタクリの里』は、ちょうど今(3/31現在)が見ごろとのこと。
今年行けない方も、ぜひ来年以降、足を運んでみてはいかがでしょうか。一見の価値ありですよ!

 ★アクセス、開花情報などはこちら ⇒ 城山かたくりの里公式ブログ