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【レポート】やまたつキャンプ@黒川(8/3-4)

8月3日~4日の2日間、豊かな里山の自然が残る黒川青少年野外活動センター(川崎市麻生区)にて、山の達人(やまたつ)キャンプを行いました。最初から最後まで、元気と笑顔いっぱいのキャンプとなりました。
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<1日目>
参加者は年長~小2の子どもたち4名。当初は10名近くの申し込みがあったのですが、あいにくのキャンセルが相次ぎ、今回は少人数での実施となりました。

まずは、みんなでフィールド探検に繰り出しました。
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敷地境界の側溝で、なんとサワガニを発見!
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キャンプ開始早々、みんなのテンションは最高潮です。
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その直後、トカゲがクモを捕食する場面に遭遇。しばらく無言で見入ってしまいました。
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お弁当を食べた後は、お風呂を炊くために薪を集めました。
五右衛門風呂を沸かすのには少し時間がかかるので、早めに火をくべておきました。
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風呂が沸くまでの間、お楽しみの水遊び!
最初は水を掛け合っていましたが、いつの間にか山の上から水を流して斜面をつるつるにする遊びが始まっていました(そして子どもたちはドロドロに)。
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みんなで集めた薪を使って、五右衛門風呂が無事に沸きました。
おそるおそる入る子どもたち・・・「気持ちいい~!」
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なんと、4人一緒に入ることが出来ました!
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体が温まったところで、夕食の準備です。
キャンプと言えば、やっぱりカレー!野菜の切り方を説明すると、上手に細かく刻んでくれました。
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火起こしにもチャレンジしました。経験が多い子も少ない子も、一緒になって頑張ります。
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カレーが無事に完成。ご飯もお釜で炊きました。やっぱり自分たちで作ったカレーは美味い!
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夜は、森の中をライトを頼りに、ナイトハイクにチャレンジしました。
途中、手ごろな材料を見つけ、暗がりでのシーソーに夢中になりました。
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部屋に戻って、楽しかったこと、頑張ったことなど、この日の出来事をしおりに書きとめました。
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<2日目>
朝は、7時前にはみんな起きました。ちゃんと眠れたようで安心しました。
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朝ごはんの前に、近くの公園までお散歩に行きました。
キノコを発見したり、だるまさんがころんだで遊んだり。カメも見つけました。
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たくさん歩いてお腹はペコペコ。朝食からみんなモリモリ食べていました。
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2日目の午前中は、お昼の流しそうめんで使う箸とお椀を作ります。
材料は、竹林の中から竹を一本切り出しました。ノコギリの扱い、なかなかのものです。
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倒した竹は、みんなで広場まで運びました。力を合わせれば、こんなに長い竹も運べるんですね。
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はじめにお椀(カップ)の作り方を説明しました。節を挟んで、2か所をノコギリで切ります。
二人組になって、上手に作ることが出来ました。
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作っている最中に、綺麗なタマムシを見つけました。
里山でもいつも見られるわけではないので、本当にラッキーでした。みんな手を止めてしばし観察しました。
「昨日アリを助けたから、いいことあったんだ!」
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お椀の次は、竹箸づくりにチャレンジしました。ナタでちょうど良い太さに割った竹を、ナイフを使って削っていきます。
最初はみんなうまく削れませんでしたが、時間が経つにつれて、どんどん上手くなっていきました。
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竹の食器が完成し、いよいよお待ちかねの流しそうめんです。
この日は、別のグループが流しそうめんをやっていたところに、ご好意で合流させてもらいました。
上手に食べれたかな!?
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午後の自由時間、何をしたいか聞いたら「お土産にもっと箸を作りたい」と言うので、引き続き、竹クラフトをしました。
さらにナイフの使い方が上手になり、その上達ぶりには本当に感心させられました。
最後に、おやつでスイカ割りを楽しんで、キャンプの2日間はあっという間に終了となりました。
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    *    *    *

キャンプの冒頭、子どもたちには、『できるだけ子どもの力だけで何でもやってみよう』と伝えました。
大人が手を出すのは簡単ですが、それでは子どもたちの成長の機会を奪ってしまう。自分たちで成し遂げることで、達成感や自信を得ることができると考えています。
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笑いの絶えない2日間でしたが、楽しい活動の中にも、チャレンジする場面が随所にあったと思います。一連の体験を通して、たくましさと思いやりの心を少しでも育めていたなら、これ以上嬉しいことはありません。

子どもたちを送り出してくださったご家族の皆さま、この度は本当にありがとうございました。(塚原)