町田市主催の生きもの調査イベントをお手伝いしました

3月12日(土)、13日(日)の2日間、町田市主催イベント『早春の生きもの探し』が行われました。塚原は企画段階から関わらせていただき、当日は全体進行および講師役を担当しました。

このイベントは、生きものへの興味・関心を高めてもらうことを目的に開催されました。
会場は12日:大谷里山農園(里山エリア)、13日:小山白山公園(都市公園、多摩境から徒歩5分)。生きものというと虫や鳥を連想しますが、今回は植物にまで対象を広げ、プログラムは【ネイチャーゲーム】【生きもの探し】の2本立てで行いました。

①ネイチャーゲーム
まず初めに、食う・食われるの関係を疑似的に体感できる「コウモリとガ」というゲームを行いました。
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ゲーム後、コウモリとガ以外にも、自然界では様々な生きもの(いのち)がつながっていることを皆さんと確認し合いました。

次に、自然の中に人為的に置かれた人工物を探し出す「カモフラージュ」というゲームを行いました。
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人工物の色や形、置かれた場所によって見つけやすさが全く違います。生きものが生き延び、子孫を残すために、擬態(カモフラージュ)が有効であることをゲームを通して体感しました。

②生きもの探し
ネイチャーゲームで自然に対する感度が高まったところで、自然観察指導員の矢崎さんにフィールドを案内してもらいました。サポート講師として、神奈川シニア自然大学校の自然観察アドバイザーのお二人にも加わって頂きました。
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気温が低めだったので、ほとんど見つけられないだろうと思っていましたが、予想以上に多くの生きものを発見することができました。

今回のイベントの結果として、公園に比べると、農園の方が生きものの種類が多いことがあらためて確認できました。農園には、畑、田んぼ、ため池、竹林、庭木など多様な住みかがあることが、この結果につながっていると考えられます。

私たちの暮らしは、食料、燃料、木材、水、快適な環境など、自然から様々な恵みを受けて成り立っています。生物の多様性があってこその自然ですが、人間の営みが生物多様性を減少させてしまっているのが現実です。
イベントの最後に、多様性、ひいては地球を守っていくために、人間が自然と共生していくことの大切さを伝え、まとめとしました。
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町田市の方からは、市が策定した【生きもの共生プラン】の紹介がありました。
 ★町田市HP ⇒ こちら

参加者の皆さんからは「図鑑で見るのと本物とでは、やはり違うと感じた」「公園の中に多くの生物がいることに驚いた」と言った声がありました。
生物多様性や自然共生はなかなか難しいテーマではありますが、はじめの一歩として、身近な生きものに、より興味・関心を持ってもらえたと思います。

【自然と共に生きる・暮らす】ことは、まちやまの大切なコンセプト。これからも一つずつ実践を重ねていきたいと考えています。(塚原)