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【レポート】まちやまひろば番外編② 笹でつくる!ティピー&ミニバウムクーヘン(1/17実施)

「まちやまひろば」は、自然と関わる【里山暮らし】を体験できる、定期開催型のイベントです。
1月17日(日)、まちやまひろば番外編第2回「笹でつくる!ティピー&ミニバウムクーヘン」を行いました。

はじめはティピーづくりからスタートしました。ティピーは、インディアンが使っていたテント型住居です。壁面は丈夫な布を張って覆うのが一般的ですが、今回は布の代わりに笹を活用します。

まずは材料を得るため、道路脇にある笹やぶに手を入れました。目の細かいノコギリを使って、丈の長い笹をたくさん集めます。
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作業中に、おそらくツチイナゴと思われるバッタの仲間に遭遇!ツチイナゴは、日本のバッタの仲間では唯一、成虫で冬を越すのだとか。邪魔しちゃってゴメンね。
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笹を刈っている間に、竹で骨組みを作ります。
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中段にロープを巻いて笹をかけやすくしました。そこに、刈った竹をどんどん立てかけていきます。
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道路脇の笹やぶは、ずいぶんきれいになりました。春には、斜面に陽が当たって、いろんな植物が芽を出してくれそうです。
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無事にティピーが完成しました。一緒に作ったグループで記念写真。立派なものに仕上がりましたね!
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子どもの居場所にぴったりです。
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続いて、バウムクーヘンづくりに取りかかりました。
はじめに卵を白身と黄身に分けます。白身の方は、泡立て器で辛抱強く混ぜて、メレンゲを作ります。
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黄身の方には、小麦粉、溶かしバター、砂糖、そして最後にメレンゲを入れます。しっかり混ぜればタネは完成です。
できたタネを、笹の先端に薄くかけ、炭火の上で回しながら焼いていきます。
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表面に焦げ目がついたら、再びタネをかけて・・・どんどん層が厚くなっていきます。
タネがなくなったところで、ミニバウムクーヘンの完成です。
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包丁でカットすると、何層も重なっているのが分かります(右の写真は、焼きが甘かったかな)。
焼き立てのあつあつバウムクーヘンは、絶品でした!
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今回は、笹をテーマに活動をしました。
笹は根っこで広がっていくため繁殖力が強く、厄介者扱いされることが多いです。しかし一昔前までは、笹かごなどが相当量つくられていたそうで、大切な天然資源だったと思います。
笹も使い方によっては役に立つ素材であることを、体験を通して感じてもらえていたら嬉しいです。

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次回のまちやまひろば、2月14日(日) 『手前味噌づくり』です。  チラシは ⇒ こちら(PDF)
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